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zoom RSS テーマ「油絵」のブログ記事

みんなの「油絵」ブログ


− タイトルなし −

2014/08/28 08:31
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お待たせしました。「市民のための美術入門3 油絵のすすめ」は9月3日に出版されます。私の下には8月末に入荷しますので、お申込みいただけば送料込2000円でお送りいたします。支払方法は添付します。
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市民のための美術入門3油絵のすすめ

2014/07/19 17:50
私の体調が良くなかったせいもあって、校正に手間取っています。出版は8月になるようです。
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出版予定

2014/04/25 10:42
<span style=color:#090> このブログの内容に基づいて、更に二つの章を付した形で「市民のための美術入門3 油絵のすすめ」は目下編集を終わり校正中です。5月か6月には出版できると思います。文章は全般に、より読みやすいように書き直してあります。よろしくお願いいたします。
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出版

2013/07/04 08:37
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 市民のための美術入門は「1、デッサンのすすめ」と「2、抽象絵画のすすめ」の2冊の改訂版が出版されました。出版社は美術年鑑社で一冊2000円です。
 次いで3として「油絵のすすめ」の出版の準備に入っています。内容はこのブログのものに基づいていますが、「作品の発表」つまり展覧会について、と絵画全般についての「思いつくままに」などを加えてあります。改訂版と異なり新規の出版ですので少し時間がかかるかと思いますが、今年中には出版できるのではないかと思います。
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久しぶりの夫婦展

2010/12/05 08:42
 今日、12月5日から12日(日)まで、西武新宿線小平駅南口から南西歩2分のシラヤアートスペースで家内との二人展を開催します。広くて明るい会場です。抽象表現の50号から200号までの16点と、風景やヌードなどの油絵小品13点を並べます。スケッチブックややデッサンのファイルも置きます。家内は60号までの日本画と水彩を19点です。彼女も女子美で片岡球子から日本画を習い、卒業後は中村正義や近藤孔明、佐藤多持といった異色の日本画家の指導を仰いで来ていますから、日本画や水彩と言っても綺麗ごとのそれではありません。共に暮らして共に描きながらこれだけ異なった様式を持つ夫婦画家というのも異色の存在ではないかと思っています。
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五月の海

2010/06/12 09:37
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 毎年この時期に写生会を行っている。今回は犬吠碕。太平洋に突き出した岬の上の灯台が、多くの画家に描かれてきたところ。ネットで見つけた民宿に2泊。参加者は9人。この民宿が家族的なサービスで、また食事の豪華さで良かった。銚子電鉄犬吠駅前にある。一泊7000円くらいで良くここまでと思う。過当競争ではないのかな。
 幸い3日とも好天。メンバーそれぞれで、外川の漁港や灯台周辺や長崎方面など思い思いに描いた。夜は夕食に一杯機嫌で、お互いの絵を見て語り合う会。和やかに過ごした。
 私はここには既に数回来ているのだが、そのたびに描く場所が決まっていて、海岸のホテルの前に突き出した岩の上。結局そこで午前と午後の二枚、殆ど同じ構図で岬と灯台の油絵(P10)を描いた。初日の午後と二日目の午後に描いた方は満潮で、午前2回で描いた2枚目は干潮。潮の満ち干で渚の様相が全く変わってしまうのには驚かされ、対応に困らされもした。
 いずれにしても、ほどよい潮風になぶられながら潮騒の音を聞きながら、刻々変わる海と岩を相手に描くことはまことに楽しい。とはいえ一筆毎に何らかの工夫が必要で、色調、遠近感、(空間と空気の感じ)陽光の変化、それぞれに難問だった。
 二日目の朝は水平線上に雲があって日の出は大幅に遅れたが、三日目の朝は見事に紫の水平線上からしずしずと赤い円盤が昇ってくれた。二回の朝飯前の一稼ぎで、2枚の大判のスケッチもできた。
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花の季節

2009/04/05 09:53
 これからしばらく、色とりどりの花が咲き乱れて、目を楽しませてくれます。
 ただ見るだけでなくこれを描いてみましょう。描ためには深く観察せねばならず、その過程で多くの発見があり、見る喜びも倍加するでしょう。
 花の美しさがどこから生まれるのかが問題です。まず目を引くのは色彩に美しさでしょうが、シンメトリーやリピート(繰り返し)などの要素で緊密にまとまった形の美しさもあります。それに花弁の薄さや柔らかさの微妙な触感。いずれをも生かすように描くのはなかなかの大事業です。
 光の当て方や見る角度を工夫して最善の構図を選びましょう。あの色彩の鮮やかさをどうして絵の具に置き換えれば良いか、色彩の鮮やかさを損なわない陰影の色彩の選び方など難問が次々と現われます。
 描き始めて驚くのは、花が一時もじっとしていてくれないことでしょう。花弁が開いたり閉じたりその角度が変わったり。すばやく描かねば成りませんが、一度の塗りでは色の鮮やかさや陰影の深さが表せません。花弁の薄さが大事と思っても絵の具はボタボタと厚ぼったくなってしまいます。
 しかし何とかしてこの美しさを表したいと言う気持ちに支えられて描き進みます。バックの色彩の選定も大切です。バック次第で花の色の美しさの大きな差が出ます。次々現われる難問に一つ一つ対処しながら描き進むことで、大きな前進をかちとることができるでしょう。
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和田義彦

2008/11/12 18:32
 今日の夕刊(朝日)を見ていてオヤッと思った。見たような名前の画家の個展の広告が結構目立つ位置に掲載されていたからだ。それも銀座きっての大きな画廊、セントラル美術館を借り切っての興行だ。
 はてと考えてみてすぐ思い出した。このブログの二つ前に剽窃者として紹介した人だった。2006年の6月6日のブログだからまだ2年と5ヶ月しか経っていない。もうはやほとぼりが冷めたとでも思ったのだろうか。
 ところで、セントラル美術館を借り切ればウン100万円の借館料がかかる。この人それほどの金持ちだったのだろうか。いや、きっとスポンサー(画商)がついているのだろう。すでに彼のブログサイトもできていて、そこには、あの事件のことには一言も触れないで、新作や事件以前の旧作らしき作品が掲載されている。それを見れば知らない人は上手い絵描きだと思うだろう。いかにも売らんかなの気配濃厚だ。
 しかし他人の作品をそのまま写したような作品を多量に描いて自作として発表してきた、と言うことはどういうことなのかをちょっと考えてみれば、彼にオリジナリティーに対する意識も能力も基本的に欠如していることは見え見えではないか。ことほどさように上手くさえあればオリジナリティーなど問題ではないと言う、手先の技術を偏重するこの国の画壇(画商や評論家と売れる画家とそれらの顧客などからなる)の通弊が見えてきて薄ら寒い気持ちになる。
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2008年

2007/12/31 09:46
 いかがでしょうか。このブログ、皆様のお役に立っているでしょうか。油絵の楽しさ面白さを知ってもらいたいと思う、私の気持ちは届いているでしょうか。
 また一年が過ぎ、新しい年を迎えます。絵画の世界は誰にでも入れますが、奥は果てしなく深くて際限がありません。一歩一歩進歩を求め、新しい表現世界の広がることを願って進みましょう。
 思うように行かないことも多々ありましょうが、とにかく、この世界に入れたことは幸せなことだと思います。続けていれば道は必ず開けるはずですし、その先には数々の古今東西の天才達が果てしない世界を見せてくれているような、広大無辺の表現世界が広がっているのです。
 幸いまだこの国は平和です。表現の自由も保障されています。徴兵制もありません。じっくり絵を描ける環境があることは実に幸せなことです。その幸せをより良く享受するためにも、描きつづけましょう。
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創造行為としての絵画

2006/04/10 08:57
 壁掛けの装飾デザインとして描く絵画もあるでしょうが、古今の名作絵画は皆創造の作品でした。創造行為であることがアートの条件です。厳密に言うと無から有を作り出すことですから、創造の行為は天地を創造した神様にしか出来ません。神様を自然に置き換えても良いでしょうが、そういう意味での人間に出来る創造行為は子供を生んで育てることくらいかなと思います。
 絵画においては、無から有を作り出すというわけには行きません。出来るのは無意味を変じて意味のあるものにすることです。ただの白いキャンバスはどうでも良い無意味なただの空間です。これに色と形を描きこむことで、見るものにとって意味のある空間に変えるのが絵画における創造行為です。それもありきたりのではなく、今まで見てことのないような新鮮なあるいは衝撃的な空間を作り出すことが本当の創造でしょう。
 ただ良い加減に色をぬたくっても見るものにとって意味のある空間にはなってくれません。見るものに迫る「何か」が現れてこなければなりません。その「何か」のことを「リアリティ」と言います。迫真力や存在感や躍動感など画面に命を与えるもののことです。画家は画面にリアリティを与えねばならず、より強いそれを得るために多くの天才たちが悩み苦しんできました。
 その方法としては一つには「そっくりに描く」こともありました。もう一つは「美しく」描くことでした。となると、美しいものをそっくりに描くと言うのが最もよいわけで、美女や花や美しい風景の絵がもてはやされることになりました。そして美しい配色や美しい構図が追及されました。しかし必ずしも美しくないものを描いても、リアリティがあれば良いのではないでしょうか。大体、美しさとはなんなのでしょう。次はリアリティの問題をもう少し深く探って見ます。
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タイトル 日 時
絵画は表現です。
絵画は表現です。  表現って何だと言われると困りますが、代表的なものは言葉や文章そして身振り手振り。自分の気持ちを人に伝えようとして形に表したもの。  抽象表現主義の絵画ならいざ知らず、花や果物や山や木々を描いたような絵でもが、何で表現になるのかと言うと、モチーフの選択や描き方や構図の作り方や色彩の選び方が作者のハートと切っても切れない関係にあるからですね。自分の気に入ったモチーフを自分の気の赴くままに描けば何を描こうとも自然に作者のハートの表現になってしまうのだということ。だから人まねや写真真似で描いたも... ...続きを見る

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2006/03/29 09:50
さて
さて  ここまで書いてきて、この先どうするべきか迷っています。別のブログ「デッサンのすすめ」を始めてしまったこともあります。油絵については必要なことは一通り書いてしまったのではないかなと思います。油絵から逸れて構図について書きました。ならば配色についてでも書くべきでしょうか。それとも根本的な絵画とは何かと言った方面へ手を伸ばしましょうか。表現性とかリアリティーに関してとか、あるいは具体的な作品の発表の問題とか。  いずれにして問題がややこしくて簡単には手が出せません。しばらくお休みにして考えをまとめ... ...続きを見る

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2006/02/11 10:07
プロポーション
プロポーション  前項の垂直線や水平線のような強い形をどの位置に持って来ればよいのかは、基本的に直感的な判断でよいのですが、ギリシャ時代から始まっている黄金分割の考え方を使って、画面を分割する位置としてそれらの強い形の配置を決めるやり方もあります。古くはレオナルド・ダ・ヴィンチ等のルネッサンスの画家たちから、近代現代のセザンヌやキュービズムの画家たちもこれに従って構図を組み立てています。  最も簡単なのは1:1の比例関係で、例えば画面の一方の端から画面一杯に正方形を描いてみてそれによって画面を分割するやり方で... ...続きを見る

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2006/01/18 09:40
垂直線と水平線
垂直線と水平線  例えば一本の電柱が漠然とした風景にまとまりを与えたり、静物画でもワインのビンが構図の中心になったりします。そのように垂直線は画面構成上で発言力の強い形なのです。ですからこの形を持つものの配置には十分気をつける必要があります。  垂直線は骨格の基本線であり構築的な力強い形ですから、街路や杉林や室内などのように何本もある場合などは上下への強い力が生まれ、それだけで構図が作れます。また、この垂直線を少し傾けると動感が生まれます。セザンヌの作品の多くに少し傾いた縦の線がダイナミックな動きを与えていま... ...続きを見る

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2006/01/16 09:47
構図
構図  静物画や人物画では、モチーフをどの辺りにどのくらいの大きさで描けばよいかと言う辺りから構図の問題が始まるのではないでしょうか。周囲の空きの広さの問題であったり、人物の足はどの辺で切ったらよいかなどです。風景画ではまず、両方の手を組み合わせて四角い窓を作ったりして目の前にかざしてみて、広い風景の中から画面に切り取る位置や大きさを探したりします。空や地面はどのくらい入れますか、主要なモチーフはどの辺にどのくらいの大きさで入れましょうか、遠景に対して中景や近景をどう配置するかなどなどです。  一口... ...続きを見る

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2006/01/14 09:38
タッチ・要約・省略・単純化
タッチ・要約・省略・単純化                セザンヌ「サントヴィクトワ-ル山とシャトーノワール」  水彩画でタッチを生かす表現をする画家もいますが、ゴッホやセザンヌのタッチ、ベラスケスやレンブラントやハルスのタッチなどなど、タッチは油絵に特徴的な技法です。  よほど時間をかけて描く細密描法ででもなければ、多かれ少なかれタッチは画面に残さざるを得ず、それが効果的に用いられるかどうかで作品の見栄えも左右されます。  タッチを生かして描くに当たってはモチーフの要約(単純化)が問題になります。微細に変化する色調... ...続きを見る

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2006/01/08 09:38
色を美しく使う
 折角絵の具を使うからには美しく使いたいもの。しかしいざ描いてみると色はすぐ濁って冴えを失ってしまう。どうしたらよいでしょう。先にも書きましたが、絵の具の混合には減算混合と言う性質と言うか宿命とでも言うべき問題点があります。混ぜれば混ぜるほど明度と彩度が下がってくるのです。  赤い絵の具が赤く見えるのは、絵の具の表面が赤い光を跳ね返すからと考えられていますが、実際には白い光の中の、赤の補色の辺りの、つまり青緑の辺りの光を吸収してしまうから赤く見えるのです。赤い絵の具に黄色の絵の具を混ぜると、青... ...続きを見る

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2006/01/03 10:36
固有色とその変調
固有色とその変調           「はるうらら」 F8  図をクリックすれば拡大されます  赤いりんごが赤くて緑の木の葉は緑色、当たり前のことのようだけど、このようなそれぞれのものの固有の色を固有色と言います。  ということは固有色ではない色があるということ。例えば同じ赤いりんごでも、日向のりんごと日陰のりんごの色は違う。どっちも赤いはずなのに、これを同じ赤で描いたらどっちが日向のものでどっちが日陰のものか区別が付かない。だいたい日向のりんごの日の当たっていない部分の色(陰影部分の色)はどうなんだろう。先... ...続きを見る

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2005/12/26 11:39
遠近法
遠近法         岩峰・妙義・午前 風景画を描くときに問題になるのが奥行きの表現、つまり遠いものと近いものの違いの表現です。これがうまく表現できないと、風景画そのものをどう描いて良いやらわからなくなってしまうことにもなりかねません。この表現の仕方を遠近法と言います。  ルネッサンス以来研究されてきたのが透視遠近法あるいは線遠近法と言われるものです。遠いものと近くのものの形の大きさなどの変化を論理的にまとめたもので、今では絵画ばかりでなくアニメやイラストや建築... ...続きを見る

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2005/12/23 10:15
風景画
風景画             秋峰・午後(甲斐駒ケ岳)  風景画は屋内で描く絵画とはまた少し違った準備や問題点がありますので項を別にして書いておきます。  風景画はやはり現場で描きたいもの、現場で描いてこそ得られるものが多いはずのもの、写真の引き写しなどではまことにつまりません。豊かな自然を目前にして、そこから受ける感動をいかにして画面に定着したらよいかと工夫を凝らす数時間は、大変心に貴重な豊かな時間だと思います。  写真や映像と現実の風景のちがいはまず奥行きの存在であり、わずかな視点異動で多... ...続きを見る

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2005/12/22 10:28
続々・さあ描きましょう
5、筆洗器の油は絵の具に混ぜてはいけません。混ざると絵の具が濁ります。基本的には「色が変われば筆を変える」のが油絵のやり方です。  もちろん似た色の場合は同じ筆で描いてかまわないし、場合によってはちょっと布などでぬぐって使えばよいのです。  制作の途中で、どうしても筆を洗わねばならない場合は、布でぬぐってから油壺の油をつけてまた良くぬぐえば大体落ちますから、それで次の色に使います。 6、白の使い方に気をつけましょう。はじめから白を混ぜた色を使うと全体にぼけた感じの絵になります。  初めの... ...続きを見る

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2005/12/21 11:31
続、さあ描きましょう
続、さあ描きましょう 「小春日静物」F3 さてここで困ります。油絵の書き方についてはこれと言って決まった方式があるわけではありません。厚塗り、薄塗り、おつゆ描き、筆で塗るかナイフで塗るか、透明色を多用するか不透明色で描くか、タッチを生かすか殺すかなどなど、プロの絵描きさんや古今の名作を見てもそれぞれまちまちで作者の個性や好みに任せられているのです。  要するに、パレットの上の絵の具と油壺とキャンバスの間を、筆なりナイフなりを往復させながら... ...続きを見る

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2005/12/20 10:15
さあ描きましょう
 用具が一通り揃ったところで、早速描きましょう。モチーフは何にしますか。とりあえず何か身の回りのものを並べた静物でも描きましょうか。それとも鏡を相手に自画像に挑戦しましょうか。実は私が高2の春にはじめて描いた油絵がこの順序でした。  油絵の場合はやはりイーゼル(画架)が欲しいですね。30号くらいまでなら風景画用の折りたたみ式のもので間に合います。画面の高さがモチーフを見て目をそのまま水平移動して見比べられるように調節して、右利きの人ならモチーフの向きの少し右側に立てて、最も画面と見比べやすい位... ...続きを見る

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2005/12/17 09:38
ナイフ
 もともと画用ナイフはパレットの上で顔料と油を混ぜて絵の具を作るための道具でした。既によくこねられたチュウブ入りの絵の具を使う今でも、パレットの上で絵の具を均質に混ぜ合わせるためにも用いられていますが、よほど量の多いときだけではないかともいます。筆と共に絵の具を画面に塗る用具として、またパレットに残った絵の具を除去するとか画面上を均すときなどに主に用いられています。  大型で平らなものはパレットナイフで、パレットの上で絵の具を混ぜたりこねたりするのが主な用途です。これに比べると小型で鏝(こて)... ...続きを見る

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2005/12/16 13:48
パレット
パレット  油絵用のパレットはちょっと独特のしゃれた形をしています。角型のものでも楕円形のものでも、穴とくぼみがあって穴に親指を裏から入れてくぼみを利用して握って、バランスをとりやすいようにとあの形が決まっているのです。プラスチック製もありますが木の板が手に馴染むし感じが良いですね。表面が平らで済むのは水彩のように絵の具が流れたりしないからで、ナイフで絵の具を混ぜるにも障害物がない方が良いからです。  新品の表面は一度画用油を布で塗ってざっと磨いてから使うのが良いとされています。  まずくぼみの上辺り... ...続きを見る

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2005/12/14 09:40
筆を洗う
筆を洗う  水彩などに比べると、後始末の面倒さは油絵の欠点の大きな一つですが、その中でもこの筆洗いは厄介なものです。しかしこれを忘れると、たちまち筆が固まって使い物にならなくなりますし、ちょっといい加減にしても根元から固くなって筆の寿命が大いに縮まってしまいます。そこでこればかりは面倒でも、丁寧にしっかりやらねばなりません。  筆洗器というものがあります。セットによっては携帯用の小型のものが付いていたりしますが、もう少し大きなものを一つは用意しましょう。だいたい金属製のバケツ型で、ふたを開けると中さんが... ...続きを見る

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2005/12/12 18:11
 初心者のセットにも白い固い毛の筆が5本くらい入っているのではないでしょうか。水彩では良い筆なら一本あれば良いということでした。それは使用中に簡単に水で洗えるからです。油絵にも筆洗器はありますが、原則として描き終わってから使うべきもので、制作中は使わないものなのです。筆洗用油は絵の具に混ぜてはいけないのですから。ということで色を変えるたびに筆も変えるのが油絵の原則なのであり、筆の数が何本も必要になるのです。  画材やさんの店頭には丸筆平筆、太さの種類と共に、毛の白いのや茶色いのや黒いのやいろい... ...続きを見る

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2005/12/11 09:41
地塗り
 絵の具やキャンバスなどの画材が一通り揃えば早速描き始めたいところですが、真新しいキャンバスにそのまま描くと、絵の具のノビが悪く描きにくいものです。また、相当厚塗りしても布目が目立って、やや安っぽい感じの仕上がりになります。  そこで「地塗り」と言う下ごしらえが必要になります。。  キャンバスの表面に軽く紙やすりを掛け、地塗り用の絵の具などを、、ペインティングナイフかパレットナイフで布目にすリ混むようにして全面に良く伸ばし、良く乾かします。  市販の地塗り用絵の具にもオーカーとかグレーなど... ...続きを見る

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2005/12/08 16:42
キャンバスを張る
キャンバスを張る  キャンバスを張るにはキャンバス張り器(キャンバスプライヤー)が必要です。それから金槌と専用の釘。くぎ抜きも専用のものがありますが、マイナスのドライバーで代用できます。  まず木枠を組み立てます。四隅の組み込みをきちんと合わせて、木槌でたたいたりして隅がぴったり合うようにします。きちんと角が直角になり、長方形の木枠になるようにしてください。  次にキャンバス布を広げて、その上に木枠を置いて周囲に3〜4センチづつのゆとりをとって、切り取ります。  切り取ったキャンバスの中央に木枠を置いて布の... ...続きを見る

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2005/12/07 10:03
キャンバス
 油絵の具は何にでも着きますので、描画の基材はキャンバスに限りません。昔は木の板に描きました。今でもベニヤ板と言う便利なものがあります。180cmx90cmもあって継ぎ足せば巨大なものも出来ますし、カッターナイフでも切れますから小品も自由です。じかに描きますと木目が残ってしまうので少し厚めに地塗りをしてから描きましょう。8号くらいから上の大きさでは裏の四隅等に角材で裏打ちをしないと反りが出ます。地塗りの代わりに布や紙を貼って描く人もいます。紙に描いてもかまいませんが、油やけを起こしますのでアクリ... ...続きを見る

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2005/12/06 10:40
さてそこで、揃えるべき基本色は?
 以上の三原色に基づいた絵の具探しの中から初心者向きの基本色を、私の個人的な経験に基づく独断と偏見で選ぶとするならば、白はチタニュームホワイト、黒はとりあえず除外、青はフタロシアニン系の青とウルトラマリン、黄色はカドミュームイエローとイエローオーカー、赤はクリムソンレーキとカドミュームレッド、緑はビリジアンのヒュー(オリエンタルグリーン)、茶色はバーントシェンナで、合計9色。12色まで増やすなら、コバルトブルーとカドミュームイエローのライト、それにバーントアンバーかライトレッド。これで、いかがで... ...続きを見る

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2005/12/05 10:04
ムラサキとチャイロ
ムラサキとチャイロ                      ゴーギャン「海岸の二人の女」 紫はあまり自然の中には無い色で、大方の場合青と赤の絵の具の混色で間に合います。ただし前に書いたとおりで、どの赤と青を混ぜてもいくらかはチャイロっぽく濁りますから、鮮やかなアジサイやハナショウブなどの花を描く時などは困ります。唯一つコバルトバイオレットという鮮やかな紫の絵の具がありますが、高価な上に半透明色で着色力が弱く有毒でもあり、あまり使いやすい色ではありません。近頃ジオキサイジン系の紫が出回ってきておりこれは比較的... ...続きを見る

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2005/12/04 15:20
ダイダイ、ミドリ
 ダイダイ色については、すでに赤の項で朱色に触れてますので、ここではパーマネント系やカドミューム系やクローム系にカドミュームレッドオレンジと言った名の絵の具がいくつかあることを指摘するにとどめます。花や果物の色などを鮮やかに描きたいときには欲しくなる色です。またひとのはだいろや秋の紅葉、春の新緑などのニュアンス(微妙な変化)を表現したいときにもあると便利です。  気をつけなければならないのは、赤口のジョンブリアンやネープルすイエローなどのいわゆる肌色の絵の具で、それぞれに美しい色ですが、これら... ...続きを見る

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2005/11/29 10:11
反三原色?
反三原色?                      クリムト「アデーレ・ボッホ・バウアー」  以上で三原色の絵の具について書きました。 さて色相環で三原色のそれぞれの間に現れる色はアンチ(反)三原色とでも言うべきではないかと思います。だいぶ前のことですがさる知事選挙で対立する2候補の一方が青をシンボルマークに使い、赤や黄をポスターなどに使っていまして、もう一方がオレンジ色をシンボルマークにしてそれに緑や紫を配しておりましたが、見事に対照的な感じが表されてい興味を覚えたことがありました。一方が明快軽快で... ...続きを見る

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2005/11/27 09:56
赤 マチス「ルーマニアのブラウス」  赤の絵の具にも多くの種類がありますが、透明色と不透明色が割りにはっきり分かれていますので必要に応じて使い分けましょう。  殆どの赤には黄味が含まれていて、コバルトブルーなどを混ぜてもやや茶色っぽく濁った紫しか作れません。そこで黄味の少ない赤ということで選べば比較的少ないのはクリムソンレーキ辺りではないでしょうか。透明色でチューブから出したときや厚塗りでは黒ずんで見えますが白い下地の上に薄めに塗れば鮮やかな紅色になります。白を混ぜてできるピンク色も鮮やかです... ...続きを見る

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2005/11/24 11:31
黄色
黄色  初心者用のセットに入っている黄色の絵の具はパーマネントイエローが多いようですが、この絵の具は安価で安定していて鮮やかな色であり、オレンジや黄緑などの仲間も持っていて都合が良いのでしょうが、半透明の絵の具で比較的に着色力も弱く、あまり使いやすい絵の具ではありません。  ひまわりの花びらをはっきり黄色に塗りたいとか緑に混ぜて明るい黄緑を作りたいと言うようなときには、もっと不透明で着色力の強い絵の具が欲しくなります。  ゴッホが太陽の光の色として好んで使ったのはクロームイエローでした。この絵の具... ...続きを見る

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2005/11/21 09:16
まず青の絵の具から
 一般向けの水彩絵の具のセットに入っている青はコバルトブルーでしょう。この絵の具は三原色の青から見るとやや紫味のかかった鮮やかな青です。白を加えれば輝くような空色になり、真夏の青空の色などには欠かせない色です。  不透明色のように見えますが半透明色で、着色力は案外弱くて混色では他の色に負けてしまう色ですが、影の部分にちょっと青みを加えたいようなときには役に立つ色です。  初心者用セットにはコバルトと共にプルッシアンブルーかウルトラマリンが入っているでしょう。プルッシアンブルーは鉄の酸化物から... ...続きを見る

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2005/11/18 10:23
三原色から
三原色から  先に示した色相環の中の赤と黄色と青を三原色と呼びます。この三つの色があれば全ての色を作り出すことができるといいうことです。  ためしに図のような形を作って三原色をまず塗り、それぞれの間に両側の色を混ぜた色を塗ってみてください。これで代表的な色相の6色相環が出来ました。二つの絵の具の混ぜ具合で、きだいだいや黄緑や青紫と言った色も出来ますから、色相の数はいくらでも増やせます。  更にこの三つの色を皆混ぜた色を真ん中に塗ってみましょう。どんなきれいな色が出来るかと思いきやで、暗い濁った色が現... ...続きを見る

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2005/11/17 10:17
絵の具をそろえる
絵の具をそろえる  画材屋さんの店頭には色鮮やかに多種多様の絵の具が並べられていて、目移りしてしまいます。同じような赤もいくつもあって、そのどこがどう違うのかもわかりません。いったいどんな色の絵の具をそろえればよいのでしょうか。  もっとも、初心者用には12色くらいの箱入りセットがありますから、それを買ってくれば良いのですが、これも先に言いましたように白と黒だけでも問題があるようです。まずジンクホワイトが入っていたら、チタニュームかパーマネントに換えてもらいましょう。幸いホワイトはみんな同じくらいの値段です... ...続きを見る

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2005/11/10 10:49
 白に触れたついでに、黒についても書いておきましょう。  東洋には墨の文化が古来存在してまして、書や墨絵などの、黒一色の美しさを生かした芸術がありました。墨の黒は非常に強く、また濃淡に無限の変化を示す美しい色です。  私も黒と言う色の美しさは多いに認めるところです。しかし昼間の自然の風景などのなかには、この色はめったに存在しない色なのです。ですからこれを自然描写に不用意に使うと、不自然になります。  色に慣れない人はしばしば、色を暗くしたいときに安易に黒を混ぜてしまいます。緑の木陰にも黒を... ...続きを見る

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2005/11/08 09:09
白は後から
白は後から  私は高校2年のときにはじめて油絵を描き始めましたが、画面が全体に白っぽく濁ってしまうので困っていたときにたまたまそれを見ていた知人が「水彩は薄く描き始めてだんだん濃くしていくのだが、油絵はその逆で暗く描き始めてだんだん明るくしていくものだと聞いたことがあるよ」と言ってくれました。全く絵心など無い人だったのですがね。  つまり先に書いた「白を何にでも混ぜてしまうため」に起こる失敗を私もやっていたわけです。白は混ぜるつもりが無くても、下に塗ってあれば上から塗る色にも混じりこんで色調をぼやかし... ...続きを見る

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2005/11/03 09:59
ホワイト
 初心者用の油絵の具セットに入っているホワイトは、今ではパーマネントホワイトが主流のようですが少し前まではジンクホワイトが入っていました。ジンクホワイトは亜鉛の酸化物が原料で半透明で着色力の弱いホワイトですから、上から塗っても混ぜても、すっきり白くあるいは明るくなってくれません。そのため初心者の絵が暗ぼったくなる傾向がありました。その上乾燥が遅く、固まってからももろくてひび割れや剥落が出やすいということで使いにくいホワイトなのでした。もし買ったセットのホワイトがこの色でしたら他のものに変えてもら... ...続きを見る

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2005/11/01 09:40
油絵の欠点
 水彩などより描きやすいはずの油絵がなぜか嫌われて、折角買った道具がほったらかされて埃をかぶっていることが多いのはどうしてでしょう。 ・においと汚れ  先の項でも挙げたことですが特に解き油がにおう。中でもテレピン油などは相当刺激的なにおいを発します。松脂から精製されていて悪いにおいではないのですが、濃縮された感じで来るので困ります。その代わりのものとして近頃多く使われているペトロールは石油の灯油から精製したものですから、それほど刺激的ではありませんが、それでも多量に使うと結構匂います。一般的... ...続きを見る

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2005/10/11 09:16
続・油絵の魅力とは?
続・油絵の魅力とは? ・乾いても発色に変わりがない  水彩は乾くと明るくなり彩度も落ちます。アクリルは乾くと少し暗くなるのでそれを計算に入れて描いていかねばなりません。  ところが油絵は原則として明度彩度に変化が無いのです。ただしいわゆる風邪を引くという現象で、乾いたときに表面がつやを失い彩度が落ちることがしばしば起きます。ウルトラマリンと言う鮮やかな青の場合など顕著です。  部分的に起きたりして厄介な症状ですが、完全に固まるのを待って艶出し用(画面保護用)のワニス(ベルニアタブロー)を全面に塗布すれば、塗... ...続きを見る

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2005/10/10 09:27

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